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第21問 民法の不法行為

第21問 民法の不法行為について

民法の不法行為について、次の空欄に入る正しい語句を、次のうちから選びなさい。

-問題文-

民法709条の定める一般の不法行為が成立し、損害賠償責任が生じるための要件の1っとして、加害者の故意または[ア]が必要とされている。この考え方は、一般に[ア]責任主義といわれるが、被害者救済の観点から、[ア]責任主義を修正し、一般の不法行為の要件とは異なる特殊の不法行為の形態が、民法や特別法によって定められている。

特殊な不法行為の1つに、製造物責任法に基づく製造物責任がある。製造物責任法は、製造物が通常有すべき安全性を欠いていること、すなわち製造物の[イ]が原因で事故が生じた場合について規律している。例えば、玩具の[イ]により、その玩具で遊んでいた子供が負傷した場合、一般の不法行為においては製造業者に故意や[ア]があることを被害者の側で証明しなければならない。しかし、その証明は困難であるため、被害者の救済が十分になされないことがある。そこで、製造物責任法上、被害者の側は、製造物に[イ]があることを証明すれば、製造業者等に損害賠償請求をすることができるとされている。

製造物責任法上、製造物とは、製造または[ウ]された[エ]のことをいい、不動産やサービスなどは含まれない。また、被害者による損害賠償請求の相手方である製造業者等には、製造業者だけでなく、製造物を[ウ]した者や輸入した者も含まれる。

なお、製造物責任法に基づく損害賠償請求の対象となる損害とは、[オ]または財産が侵害されたことによる損害であり、単にその製造物が不良品で使用することができないというだけでは、製造物責任法は適用されない。

-選択語句-

①有価証券 ②動産 ③特性 ④加工 

⑤運送 ⑥欠陥 ⑦錯誤 ⑧思想、感情 

⑨生命、身体 ⑩善意 ⑪構造 ⑫指名債権 

⑬過失 ⑭広告 ⑮地位、名誉

チェック!
ア⑬ イ⑥ ウ④ 工② オ⑨
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