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第17問 相続

第17問 相続について

相続について、次の空欄に入る正しい語句を、次のうちから選びなさい。

-問題文-

相続が発生すると、相続人は、相続開始の時から、被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継する。したがって、相続人は、被相続人が生前に有していた現金や不動産などのプラスの財産のみならず、負債等のマイナスの財産である[ア]も相続することになる。

相続人の範囲については民法で規定されており、被相続人の配偶者は常に相続人となるほか、被相続人の子を第1順位、被相続人の直系尊属を第2順位、被相続人の兄弟姉妹を第3順位として、最先順位の者のみが相続人となる。なお、相続人となるべきであった被相続人の子または被相続人の兄弟姉妹が相続の開始以前に死亡していたときは、その死亡した者の子が相続人となる。これを[イ]という。

民法上、相続人が複数いる場合において、各相続人が相続財産を相続する割合のことを法定相続分というが、被相続人の財産の処分については被相続人の意思が尊重されるべきであることから、被相続人は、[ウ]によって法定相続分と異なる内容を定めることができる。ただし、[ウ]で法定相続分とは異なる定めをした場合であっても、法定相続人の生活の保護等の観点から、兄弟姉妹以外の相続人は、被相続人の財産の一定の割合に相当する額を受けることができるとされており、これを[エ]という。

[ウ]は、自筆による方法や公正証書による方法等、民法の規定する方式に基づいて作成することを要する。そして、自筆による[ウ]を発見した相続人は、相続の開始を知った後、遅滞なくこれを家庭裁判所に提出して、その[オ]を請求しなければならない。

-選択語句-

①審判 ②劣後債権 ③検認 ④転位 

⑤特別受益 ⑥遺言 ⑦責任財産 ⑧執行文 

⑨擬制相続人 ⑩遺留分 ⑪消極財産 ⑫寄与分 

⑬生前贈 ⑭代襲相続 ⑮査定

チェック!
ア⑪ イ⑭ ウ⑥ 工⑩ オ③
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