第26問 民事上の紛争解決手続き
第26問 民事上の紛争解決手続きについて
民事上の紛争解決手続きについて、次の選択肢が、それぞれ正しいか否かを答えなさい。
1.民事訴訟は、民事上の法的紛争について、当事者の一方が裁判所に訴状を提出し、口頭弁論を経た上で、判決を受ける手続である。
チェック!
正しい
民事訴訟は、当事者の一方(原告)が裁判所に訴状を提出し、法廷で口頭弁論を行い、判決の言渡しを受ける手続である。
2.強制執行の申立てをするには、強制執行を根拠づけ正当化する文書、すなわち債務名義が必要である。
チェック!
正しい
強制執行の申立てには、強制執行を根拠づけ正当化する文書である債務名義が必要である(民事執行法22条)。
3.支払督促は、金銭の支払請求権等について、債権者の申立てにより、簡易裁判所の裁判所書記官が、債務者に宛て発するものである。
チェック!
正しい
支払督促は、金銭の支払請求権等について、簡易裁判所の裁判所書記官に申立てを行い、債務者に宛て発せられるものである。
4.即決和解は、当事者間における民事上の法的紛争について、簡易裁判所に対し、即決和解の申立てをし、和解を行う手続である。
チェック!
正しい
即決和解は、当事者間における民事上の法的紛争について、当事者による解決に向けた合意を前提に、簡易裁判所の関与の下に和解を行う手続である。