1週間で受かる ビジネス実務法務検定3級 過去問演習

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第13問 権利の実現

第13問 権利の実現について

権利の実現について、次の選択肢が、それぞれ正しいか否かを答えなさい。

1.債権者は、債務者が債務の履行をしないまま、その履行期が経過した場合であっても、原則として、自らの実力を行使して、自己の債権を回収することは禁止されている。
チェック!

誤り
債務者が債権者に任意で債務を履行しない場合であっても、債権者が自らの実力を行使して債権の回収を図ること(自力救済)は、原則として禁止されている。これは、自力救済を認めてしまうと、実際には権利がないにもかかわらず実力行使がなされるという誤った権利行使が行われるおそれがあり、また、実際に権利があったとしても過度の暴力が用いられるおそれがあるため、社会秩序が保たれなくなるからである。

2.日本の裁判所は、最高裁判所、高等裁判所、家庭裁判所、簡易裁判所の4種類である。
チェック!

正しい
わが国の裁判所は、最高裁判所、高等裁判所、家庭裁判所、簡易裁判所の4種類に限られず、地方裁判所もある。

3.裁判所の判決に不服がある場合に、より上級の裁判所に対して再審査を求めることを上訴という。
チェック!

誤り
判決に対する上級裁判所への不服申立てを上訴という。1度目(第一審裁判所から第二審裁判所へ)の上訴を控訴、 2度目(第二審裁判所から第三審裁判所へ)の上訴を上告という。

4.裁判所で扱う訴訟は、私人と私人との間の権利義務に関する争いの解決を目的とする民事訴訟、犯罪を犯した人に対して国家が刑罰を科すことができるかどうかを決めるための刑事訴訟、行政権の行使その他の公法上の権利関係についての争いを解決することを目的とする行政訴訟に分けることができる。
チェック!

誤り
裁判所で扱う訴訟は、民事訴訟、刑事訴訟または行政訴訟に分類することができる。

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